【奈の町】奈良の建築家と居心地良い空間創りin橿原市[和テイストの住宅・店舗設計]

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ずっと暮らす小さな家

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ずっと暮らす『小さな家』、『居心地のいい家』という考え方

小さな家は、居心地のいい家。私の考えをお話しします。

ずっと暮らす小さな家

最近、私が設計する家は30坪に満たない住まいが多いですね。

その理由は建築予算からそうなった、というのが大方の原因ですが、
私的には、住まいは「小さな家」が良いのではないかと思っているのです。

具体的に小さな家の広さというのは、27〜30坪までの家のことで、
家族3〜4人の家庭ならその広さで十分可能ではないかと思っています。

「小さな家」の良さは、なんと言っても「家族を身近に感じられる
ところにあります。

住まいがコンパクトになると、リビング周りのスペースを大きく取るので、
皆がリビングに集まって来て、家族の会話が多くなります。
また、家全体を一つの空間にしますから、間仕切りがあっても、常に家族が
どこにいるか身近に感じやすいんですね。

その辺り、住まい手さんにすごく気に入って頂いてます。

なぜ私が小さい家をお勧めするのか、
そこに至った経緯も含めて具体的な例をお話ししますね。

住まいの中に求められるのは、結局のところ快適さと居心地に
集約されるのではないだろうかと、
住宅設計を長い間続けていて、私はこう思うようになりました。

奈の町では設計を始める際、住まい手さんにこだわりをすべて出して
もらっています。
これは、自分たちにとって本当に大切なもの、実現したいことが
何なのかを問う作業なのです。

そのこだわりの話をして突き詰めてみると、実にシンプルな結果になります。
それは、

  • 建物の広さ(部分・全体を問わず)
  • 住宅性能(動線計画、耐震性、光熱費効果、結露、防犯防音、使われる素材、耐久性など)
  • 収納計画
  • デザインやカラー


これらを総合的に見ると住まいのハード的なものですよね。
ハードについては、設計するものの知識と建築予算があれば
大抵は実現可能なのです。
(何れもないとなれば、かなり難しい話ではありますが・・・)

その中で、この「広さ」について、私なりに思う事があります。
冒頭に書きました「小さな家」ですね。

さて、
皆さんのご実家では、結婚と同時に自分たちの子供部屋が空き、
今では物置部屋となっていることがありませんか?

以前ご自身の個室であった所を有効活用されている住まいは
どれくらいあるでしょう。

また、その広さは様々だったと思いますが、その個室は当初の
目的だった勉強などにしっかり使われましたでしょうか。

思い返してみてください。
その個室はどのくらいの期間使われていたのでしょう?

10年? いや、15年でしょうか?

これから家を建てて、子供部屋に大きな面積を使い、15年そこらで
物置になるのは勿体ない。
そう思うのは私だけでしょうか。

なにも子供部屋を無くすという話をしているのではありません。

もっと空間をフレキシブルに使えるように計画すれば、少ない
スペースでも、もっと有効利用できるのではと思うのです。

具体的に話しますと、

家族の成長に合わせて家の間取りを変えられるようにしたり、
必要な時期に床を貼る事で面積を増やし、不要になれば取り外す、
そんな使い方もできます。

また、寝室と子供室をここと決めないで、成長に合わせて入れ替える。
なんてことも考えられます。ほら、子供達が小さい時に一部屋に皆が
集まって寝るなら、広いスペースが欲しいじゃないですか。

そこで子供達の空間を出来るだけ絞っておいて、家族が知らないうちに
いつもリビングに集まれるように計画しておく。

また、はじめから子供達が出て行ったあとの空間を御夫婦の趣味の
部屋として使うように当初から考えておく、などです。

ね、いろいろあるでしょう
そうすると家が広く使えます。
少なくとも二階の個室が物置部屋になるなんて事がないですよね。

もうそれぞれの個室がいくつ要るなんて考え方は、しなくていいし、
家の構成がどんどんシンプルになります。

小さな家をつくって、豊かな暮らしをする。
私から住まい手さんへ、そんな提案をしたいと思います。

居心地のいい家

そう、実は住まいにはもう一つ大きな要素があります。
それは、「居心地良さ」なんですね。

ここでちょっと聞かせてください。

今のお住まいで居心地いい場所、気持ちいい場所はありますか。

  • 「ここにいると落ち着ける」
  • 「この場所が気持ちいい」
  • 「ここが私のお気に入り」


そんな場所(いや住まい)が住まいにある人は、本当に幸せだし、
家づくりには一番大切なことだと思います。
(いや、刺激的な家がいいという方もいますね。私、ムリです。)

私は建築家として居心地のよさにこだわっています。

この心地よさを創るのに一番悩むのは、プランニングです。

  • 「このコーナーは好いぞう」
  • 「ここから眺める空間が好いんだ」
  • 「この辺りはドラマチック、この辺りは落ち着くところで」

なんてそんな想像をしながらプランニングを起こします。
時間をかけて考えますし、産む苦しみもあります。
しかしこれが私の設計スタイル。

住まい手さんの家族を思い出し、家族が暮らしているイメージを
膨らませながら、居心地いい場所を考えています。

さて、
貴方の住まいではどんな居心地良い場所を創りましょう。
ワクワクしますね!

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