一級建築士事務所 【 街の設計家 】
街の設計家は、奈良県橿原市の【住宅専門】の設計事務所です。
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平成17年7月31日


家づくりを始めるには、現在建っている
(または持っている)土地に建てない限り、
まず建てるべき土地がいるよね。

それを手入れようと考え、探し始めた段階で
貴方の家づくりが始まる。

私とはその段階でお会いすることが多い。

そこで今までの住い手さんが
○ どこに、
○ どのようなタイミングで見つけたのか、
○ どうして決めたのか。
思い出して検証してみたい。

初めに【場所】。
貴方はどこ(どのあたり)に住みたいのか?
を、自分に問いかける。

一番多いのは、職場への通勤を第一に考えられるようだ。
二番目は、その場所を見て自分の心に響く場所なのか、
その次は現地を見て自分の第6感で好き嫌いを判断する。
他に自身が育った実家にそう離れていないところ、というのも
あるようだ。

次は【どの様なタイミングで見つけたのか】。
今までのケースを見ると本当に不思議に思う。

長い間探していても見つからない人は本当に見つからない。
しかし、見つかる人は 「えっ? もう見つかったの?」
って、言う程早く見つかることがある。

やはりタイミングなんだろうか。
見つからない人はハードルが高いという事もあるかもしれない
が、望む物件も出てこないものなのだ。

とにかくたくさんの物件を見て廻れば、良い物件か、そうで
ない物件なのかが見えてきます。

見た物件がお買い得物件なのかも見えてきます。

それが分かるまで見て廻るという方法が、一番近道では
ないかと思います。
少しの期間、専門家になるつもりで見て廻りましょう。

うちの仕事としては、これではないか?
という物件が出たときに私が御一緒します。

敷地の調査したり、地盤情報から基礎の計画もします。
その他書類のチェックや不動産契約の立会いなど安心して
住いが建てられる土地を手に入れるまでのマネジメントを
お手伝いいたします。

これらは私と一緒に家づくりする事を前提とした業務で
単独の業務受けは今のところしていません。

最後に【決め手は何か】
土地を探し始めるといくつかの気になる物件もある。
『これでよいのか?』 という気持ちと、『他にもあるのでは?』
という気持ちが行き来するでしょう。

しかし、悩んでばかりいても手に入れることが出来ません。

提示されている価格では高いと思うのでしたら、
価格交渉した上で下げてくれるのなら買う、
下げてくれなければ買わない、
と、心を決めて不動産業者にはっきり言うことです。

価格は売り手と買い手が合意できた金額の事を言うのです。
買い手である貴方が買える価格を提示すること。

また、
提示されている金額で悩んだとしても、今後その金額で
他の物件と巡り合うことがないと判断した時は、価格が
交渉できなくとも 【YES!】 と決めましょう。

気に入ったと思える土地とそう何度も会えるものでは
ありませんからね。

まとめとして、
土地を手に入れる時、一番注意していただきたいのは、
土地にかける費用だと考えます。

予算の大半をかけて手に入れ、あとはどうにかなる。
なんて考えで満足できる家は建てられません。

冷静に住いづくりにかけられる費用をちゃんと分析して
土地代を算出します。

その価格内で手に入れられる土地を探すのです。

予算を越えた分は建物がそれだけ小さくなります。
(この事は設計するとすぐ分かります)

不思議ですが、土地と貴方とは縁で結ばれているのでは
ないかと感じます。

良いなと思える物件が出れば、自分の目で見る。
あきらめないでコツコツと見て廻りましょう。


平成17年7月28日


皆さんは、ショッピングセンターやマンションなど、分厚く
製本されている設計図を見た事がありますか?

そう、辞書みたいになってる図面の束です。

その図面ですが、そこに書かれる図面はすべてその
事務所の中で書かれていると思います?

実はほとんどの図面は外部へ委託しているんです。

元請の設計事務所は基本計画図を作成する程度で
ほとんどの設計図はまた別の事務所(構造図は構造
事務所、設備図は設備事務所、意匠図は意匠事務所)
へ外注してまとめているんですね。

まあ、あれだけの図面を自社でまとめるとなるとスタッフ
の数が大変な人数になってしまうし、それだけの社員を
雇うことも問題ですから。

 

ところで
うちの事務所ですね。

最近、特に図面の枚数が増えています。
新築一戸建てならA3用紙100枚になりそうな勢い・・・

おまけにうちの事務所はすべての図面を自社で書いて
います。

図面提出前はそりゃぁ大変。

なら外注すれば?
って、思うでしょ。

それがダメなんですよ。
だって住宅はすべてクライアントが違うし、要望もまた違う。

できる家はすべて違うんです。

そんな設計を外注にでも出したら図面精度は一気に
下がってしまう。
住宅設計は簡単じゃない。

例えばトイレの手洗いを自動水栓に変更したとするでしょ。
そうすると姿が変わるでしょ。器具リストの品番が変わる。
更に電気がいるのでコンセントが増える。

また、窓のサイズと位置を少しずらすとしましょうか。

位置が変われば平面図や立面図、平面詳細も変わるし、
展開図も見え方が変わります。
当然、建具表のサイズ変更が必要です。
それに連動して筋交の位置も変わります。
木軸組図に構造計算の検討も必要かもしれません。
壁にコンセントやスイッチがあればこれも変わるでしょう。

たった一つの窓を少しずらすだけで、これだけの図面に
影響するとは思えないでしょ。でも、直さないと図面の
間違いになるんですよ。

変更内容によってはもっと広範囲にわたる場合だって
あります。

こんな内容を外注でまとめてしまった後、手直しする事
はほとんど無理。

だからうちではすべての図面を自社のスタッフで書いて
いるんですね。


平成17年7月25日


死んだ人に『助けて!』と言われたとたん、
その日の朝に戻り、もう一度その日をやり直す。
死んだ人を助けるために・・・

トゥルー・コーリングというビデオに最近家族で
はまっている。

彼女は特殊な能力を持っている。
ある人が不慮の事故で亡くなったにも拘らず
彼女に助けを求めるのだ。

一日をやり直す彼女はこれから起こる出来事を
理解し、解決しながら助けを求められた人を
死から救うことになる。

まさに天使の仕事ではないか。
このまま最終回まで一気に見てしまうのでは
ないだろうかとハラハラしながら借りてしまう。

私の仕事でもこれに似た? 体験がある。
と言うよりCADを使っている方は多いのでは?

朝からパソコンに向かって設計図をひたすら
書いているときにそれは起こる・・・

・・・突然のシステム終了・・・

これが起こったとき私の頭の中は真っ白になる。
なぜって?

今まで書いていた図面が一瞬で消えたのだ。
しかもそういう時に限ってセーブしていない。

腹が立つと同時に脱力感もやってくる。
もう何もする気がしない。

色々と手を尽くしてデータの復帰を試みるが
保存していないものを復帰など出来るはずもない。

仕事を放棄するはずも出来ないものだから
仕方なく一からその図面を書き出すことになる。

書いてみて思うことなのだが、今まで掛かった
時間と同じだけ掛かって作図するかと言えば
そうでもない。

結構早く、かつ、確実に書けていることに気づく。
そう、考えていた無駄な時間がほとんどなく効率的に
進むのだ。(同じ事をやってるんだから当たり前か)

おぉ、トゥルーと同じじゃないか!
素晴らしい!

突然のデータ消失。
これをやり直して・・・

ん? まてよ・・・

これは人助けじゃなくて、
単なる自分の起こしたポカのやり直しか・・・。


平成17年7月21日


---提示金額に400万円以上の差がある---

これは建て売り住宅の販売価格の話、ではない。
同じ条件で見積もりを出した住まいの見積価格なのだ。

全く同じ図面で同じ条件で出てきた見積もり価格のなのだ。

 

今日は相見積もり業者のプレゼンと見積金額提示の日。
私にとってもドキドキの一日だ。

毎度のことではあるがこの見積もり提示の日は体に悪い。

うち(街の設計家)は、工事はどんな小さなものも
受注しない。
受注しないと言うことは、うちの見積もり概算金額で工事
会社が請け負ってくれる保証はない。

ここが一番辛い部分。

いろいろと価格を考えて、コストの落とす部分を考えたり、
また、ちょっとこだわりたい部分も取り入れて、予算に合う
ように設計をまとめてゆく。

今回の物件は少しばかり材料のグレードにこだわった。

・・・で、今日の見積もり提示。

三社相見積もりで、出てきた金額は提示金額だけで言うと
上下590万円の差。 値引提示で400万の差が出た。

いつもこの位の差が出るわけでもない。しかし、リフォーム
とはいえ、この価格差は大きい。

これから見積書の分析に取りかかる。

分析すると更にまた本当に安い業者が見えてくる。
提示金額は高いが、実際に分析すると重複していたり不要な
商品が組み込まれて高くなっている場合があるんだ。

本当に満足できる内容で、満足できる価格で契約できれば
住まい手の顔はにっこり笑顔。

建築業者も契約できてにっこり。

みんなにっこり出来る日はそう遠くない。


平成17年7月18日


何であんなに簡単に建物が崩壊するのだろう・・・

若い頃から疑問に思ってはいたが、大地震による建物の
崩壊を見ると余計に不思議に思う。

この日曜日に【宇宙戦争】を見た。

スターウォーズとこの映画が見たかったので気持ち的には
すごく満足。

雷とともにやってきた宇宙人の侵略になす術の無い人間
は、逃げ回るだけの存在になった。

高速道路は跳ね跳び、建物はばらばらに崩れ落ちる。

ドキドキする進展で、このまま行くと人類は終わってしまう
のだろうか?とさえ感じられた。

映画の話はこれくらいにして、私の感想。

建物を設計している仕事柄、ウルトラマンじゃあるまいし
あんなに簡単に建物が倒壊してしまうのは不納得

侵略してきた宇宙人が操るトライポットなる乗り物(乗り物
というより殺人兵器)が寄りかかっただけで崩れ落ちる
建物のもろさはどうだろう?

鉄骨造、もしくは鉄筋コンクリートで出来上がっている建物
はあんなに細かく砕けないだろうし。

あ、待てよ、あの映画での建物はレンガ造だったっけ・・・
もしかしてリアル感を求めすぎているのかな?

もう1つ、
いつも思うことなんだけどアメリカの映画によく出てくる家は必ずといってよいほど【地下室】があるよね。

ここへ逃げ込んだり、シェルター代わりになってる所。
今回もここへ逃げ込むシーンがあったね。

私もそうだけど住まいにこういった空間はあまり見ない。
訳は知らないけれど見ないよなぁ・・・

意識してみたことが無かったので気がついたことの1つ。

それにしても宇宙人が操る胃カメラの親方のようなものが、
地下室を動き回るシーン。
ドキドキしたよね。

もう1つ隠し部屋が欲しいと思ったのは私だけ?


平成17年7月15日


毎年恒例の屋敷山花火大会(正式にこんな名前かは不明)
へ、会社のスタッフとその家族、そしてうちの家族みんなで出かけた。

昨年は会社を出るのが少し遅く、車を止めることすら出来ずにただ
うろうろとして、結局花火を道路の真ん中で見なくてはいけないこと
になったのだ。

今年は昨年の轍を踏まずに早めに出発。

少し道を間違えはしたが、駐車場も確保でき見栄えの良い場所を
陣取ることができた。 これは快適。

食事をし、ゲームをし、メインの花火が始まった・・・。

毎年その素晴らしさに驚かされる。

打ち上げの途中、盛り上がりが15分に一度程度あり、その度に
観客から拍手が上がる。

花火士たちにはきっとその拍手は聞こえているだろう。
だってすぐそばから打ち上げているのが見えるから。

私は思った。
花火を作り、このプログラムを組んで打ち上げる花火士は、今度は
どの様に観客を驚かせてやろうと夜な夜な考えて花火作りを楽しんで
いるはずだ、と。

観客が花火を見て感動して拍手してしまうプログラムを・・・フフフ
考えるだけで楽しそうだ。

そう、
うちの設計もそうだ!

夜な夜な(?)考えて、住い手をどの様に楽しませようと設計をしている。
同じじゃないか!!

うちも15分、じゃ無くて、設計と、工事中と、完成、そして住んでから
楽しめる盛り上がりがあるんだ!

うち(建築士)だって楽しんでやっているぞ。


平成17年7月13日


私の父親は左官屋。
根っからの職人。

私が小さいときから家にはたくさんの職人が出入りしていて、
父親がコテを持ちながら現場をまとめていた。

小さい頃、私も土壁を塗っている現場に同行したもの。
(もっぱら私の仕事はいたずらだけれど)
大学生の頃は下塗り程度ならコテ塗りも出来たもの。

腕も若い時から腕一本で自分を鍛え、知り合いの職人からも
一目置かれていたし、息子の私の目でひいき目に見ても、
速さ、平滑面仕上等の技術は左官職人として一流だった。

現場で左官屋の仕事を見ても正直な所、
「家の親父より手が良いな。」 と思わせる職人は、
私がこの歳になるまで見た事がない。

親父自慢かい?

そうではない。

父は営業を知らない。 すごい会話下手。
電話を取って対話することも無い。
それでも父は自営業者なのだ。(そこが問題かも)

と言うより、人とあまり会話(コミニュケーション)が得意ではない
のだ。 それは、私達親子との間でもそうなのだ。

貴方の家族や知り合いにこういった人はいないだろうか?

【技術者は腕(専門技術)があれば話し方など二の次だ。】
そういう方を私はたくさん知っている。

しかし、私はそうではないと思ってる。

コミニュケーションが出来る(お愛想やベンチャラとは違うよ)と
言う事は相手の話を良く聞くことが出来る、と言うこと。

○相手の話を良く聞けば、相手の想いがわかる。
      ↓
○相手の立場に立って物を考えられる。
      ↓
○相手が本当に望んでいるものが分かる。
      ↓
○自分の出来ることが見える。

私のスタンスが、住い手の話を聞くことからはじまるのはここ。

住い手の話を良く聞けば、自分の提供できることが見えてくる。

反対を言うならば、
相手の話を聞かないから自分の考えや思いを、相手の思いと
勘違いして押し付けてしまうのだ。

私は決してコミニュケーションに長けている訳ではない。

しかし、相手の想いを聞くことを忘れないでいたい。


平成17年7月11日


先日は先月の18日以来のショールーム巡り。
一日中、雨が降ったりやんだりの天気。

私の気持ちは晴れ。

本日御一緒する住い手さんは事前にショールームにて
一度偵察?を済ませ、ある程度メーカーと商品を絞っての
ショールーム廻りだ。

偵察? なんていっても事前にアドバイザーから簡単な
説明とパンフレットをもらったことのみ。

御自宅でパンフレットとレクチャーを思い出し、この情報で
確定した商品の確認と見積なのだ。

スイスイと選定が進み、
  『では、次へと参りましょう。』
と、次のショールーム(住宅設備機器メーカー)を廻る。

最近のショールームは、子連れの親子に対してしっかり
配慮がなされているところが多い。

専用のお子様スペースを用意しているのである。

子供たちにとって親達が見ている機器類の同伴は、大変
退屈なのだろう。

目新しいのは初めだけ。

さわっちゃダメだし、走り回ってもダメ。
すぐに飽きてしまう。

そこはメーカーさん。

子供たちを黙らせる方法は、本や積み木ではない。
最終兵器である【ビデオ】と【DVD】である。

ディズニーやジブリを置けば、2時間は確保できる。

この2時間、
親達にとっては大変貴重な時間になる。

大抵の商品決めが可能なのだ。

素晴らしい!

メーカーさん、いつも協力ありがとね。(^。^)


平成17年7月10日


−長い間の点と点がつながり、線になった−。

STARWARSだ。
今日、公開したばかりのエピソードVを見に行くことができた。

私が始めてSTARWARSを見たのは確か高校生の時。
大阪梅田のOS劇場で、第一作目を当時見て最高に興奮し、
感動したことを今でも覚えている。

今からざっと25年ほど昔のこと。

なんて長い期間に渡り私達同年代のSTARWARSファンに
夢を送り続けたことだろう。

ルークとレイアの出生のエピソード、父がダースベイダーで
あった経緯、オビ・ワンとの関係全てが理解できた。

映画を見て幸せに浸った一時でした。

この映画を通してジェダイがいつも力の基本としていたもの、
フォース(理力)を学ぶ時、ヨーダはルークに教えた言葉、

『「やってみます。」ではない、やるのだ。』 が、ある。
                エピソード5より

その通りだ。

人は自身が必要な知識や技術を学ぶ時や、決断をするとき
人に言われて 「やってみます」 と言ってる様ではダメなんだ。

その言葉は自身で決めたものではない。必要な事は自分
自身が主体になって【やる】と決めること。

やられている、やってみる と思わずに、私自身で決め、
それをやる以上、楽しんで仕事とする。

私の仕事の根底にあるものがそれなのだ。

平成17年7月6日


『私はね、もう一度生まれ変わっても必ず家内を探し出し、
    もう一度結婚するよ。』

こんな凄い台詞、私が言ったことを書いてるんじゃありません。
(いえいえ、いつも思ってる事ですけど・・・^^;)

実はこの言葉、うちの住い手さんの御主人が真顔で言った
言葉なんです。
それも私より二回りも年上の御主人ですよ。

良いですねぇ、
羨ましいくらい仲の良い御夫婦で私達の目標です。

初めてお会いしたのは、私が奈良へ事務所を移転した
翌年の正月、1月5日だったはずです。

お客さんが無くて(伝手も縁故も無い奈良に来れば当然か)
、自分達のスタイルを発信していた頃、御主人が突然一人で
事務所に来られたのです。

それから半年ほど。

短い間でしたが私にとってそれは大変大きな出来事でした。
余命短いと聞いてはいましたが本当になるなんて・・・

【七夕の日】
その日がそんな御2人が再び逢える記念日になりました。

今日、私は七夕の団子を持って御主人に合いに行きました。

 

『星に願いを』という団子で、天の川を竹の笹で出来た船に
乗ってこの日、2人が逢える・・・

そんな想いを添えて。

平成17年7月4日


木々達の放つ独特の香りを感じたことがありますか?

山へドライブした時などに感じる真っ直ぐに伸びた杉林の
中を走る時の清涼感、
木立の中をハイキングや散歩をしたときに感じる安らぎ感。

そして棟上の日に感じる柱や梁の木々が放つ香りを・・・

 

【木の家】は、棟上の日となると近隣まで杉やヒノキの香り
がして、御近所の方が集まってきたりもします。

貴方はそんな体験をしたことありますか?

無ければ是非、一度体験することをお薦めします。
幸せな気分になれますよ。

昨今、住宅会社は決まったように柱も梁も外材(輸入材)や
その集成材の使用が大半を占めるようになりました。
(ホワイドウッド、米栂、スブルース、米マツ、パインは無いか)

これらには背割り(木の収縮による割れを吸収するための溝)
もなく、目の込んでいない(年輪幅が広い)材木が使われ、
乾燥されていないものが一般的のようです。

私はこの奈良に来て、家の主要構造部分にはほとんど
外材や集成材を使わなくなりました。

最近は特にその傾向が強くあります。
国産材と言う枠でなく、吉野材だけで建てている住まいも
あります。

木が好きだということで工務店さんや吉野にある材木店
とも知り合う機会が増えました。

実際、直接訪れる製材所や材木店の方も多くなりました。
皆、吉野の材木を使って建てて下さい、と。

吉野材や国産材で建てた住まいの、棟上時に香る木の匂い
を是非感じてください。
現場の案内を御案内します。(資料請求頂いた方)

「ああ、木の匂いはこんなだったんだ!」
きっとそう思いますからね。

ヒノキの香り・・・

杉の香り・・・

檜葉、塩地、栂、楓、楠、樺、ブナ、樞、樫、楢、槇、栗
桜、欅、赤松、柿、一位、橡 などいっぱいあるでしょ、
国産材。

  本物の木が香る家は、何故なんだろう、
     僕にとってたまらない魅力があるんだ。

  きっと貴方も木の香る家に行くとそう感じるよ。

あ、でもお金に物を言わせて銘木や無地ものをこてこてに
使った家は好きじゃない。
木を感じ、香りを感じることが良いなと思う。

PS
だから私の木っ端集めとうんちくはやめられないんだ。

平成17年7月2日


ほら、パンフやカタログを見てその数値やデザインだけで
幸せに浸れるタイプいるでしょ、私がそれ。
現在設計中の住い手さんの御主人もこのタイプのよう・・・

−−今日の打ち合わせ風景の1コマ−−

『こんななボーリングの柱状図や性能表を見て、幸せに
  浸れる人は、私か○○さんの御主人くらいですから
   変だと思っても気にしないでくださいね(^_^)v』

隣で○○さんの奥さんも一緒に笑っている・・・。

この住い手さん、年のころも私と同年代、子供のときも
同じような趣味で同じような考え方の持ち主。

職業は全く異なりますが面白い関係。
例えば子供の頃一緒に遊んだ友達のような感じ。

妙に懐かしい感じのする知り合いって、あなたの周りにも
いませんか?

この住い手さん、
建物の構造(柱や梁、筋かいにそれらの金物)体が
いつでも見ることが出来るよう、仕上げの貼らない
構造のままの家を計画中。

私も今まで仕上げの張らない住いを設計したことは無く、
新しい試みを模索中。

仕上げがない分、安く出来るのと思いきや、構造体を
見せる様にする為、思ったより費用が嵩んでしまう。

建築中の建物を一緒に見て、構造用の金物を見ながら
「この金物がいつも頑張って支えてくれているんだ」
そして、柱を見て「いつも支えてくれてありがとう」と
言って幸せに浸る人柄・・・

その人柄が羨ましくもあり、自分自身が忘れてしまって
いた想いを思い出させてくれる言葉に感心するやら

私の仕事はこんな楽しい出会いがある。

 

   私が設計家をやっている理由は、

  建築の設計自身が好きというよりも、

  もしかしたらこの仕事を通して沢山の人と出会え、

  その方の住いを一緒に作ることが出来る。

  それが一番気に入っているからなのだろうと

  最近特にそう思う。

平成17年7月1日


長い間、買える買えないで待たされていたものが
昨日やっと手に入れることが出来た。
決めたあの日から今日まで長かった・・・。

何の話か?

住い手さんの土地の事なんだ。

「土地から手に入れて住まいを建てたい」と
当社へ来られ、土地探しを始めた。

不思議なことではあるがその土地は、【すぐ】見つかった。
手に入れようと決めたのも早かった。

なんせ広い。 そして価格もお買い得なのだ。
それに私が見ても"良いぞ"と、唸らせるものがある。

まず南面が広い。そしてその南面は生産緑地と指定
されている。
日当たり抜群、目の前は明日香村というロケーションが
とてもいい。

・・・さて、契約してからが長かった・・・。
住い手は長い時間を結果が出るまでじっと我慢した。

でも、それも今ではどうでも良いこと。
これからその土地に最高の住いを計画すればよいだけ。

目途がたった時点で設計はスタートした。
今週末は3Dの提案だ。

どんな顔をして見ていただけるのだろう・・・
ドキドキだがとっても楽しみでもある。

当社へ来られる住い手さん、
土地からの家づくりはたいへん時間がかかります。
忍耐力も要るかもしれません。

それが嫌だと建売を購入する方が良いと思います。

そうして手に入れた土地は、最高の満足を手に入れる
事が出来るはず。

既に建てたうちの住い手さんが、今度土地を手に入れた
住い手さんへかけた言葉(住い手さんのHPから引用)、

「これだけの家ができたからこそ、これからがんばって
ローンを返していこう、と思った。
満足できない家だったら、
『どうして家なんか買っちゃったんだろう』って後悔したと思う。」

この言葉、私の心にも響きました。


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