一級建築士事務所 【 街の設計家 】
街の設計家は、奈良県橿原市の【住宅専門】の設計事務所です。
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平成17年8月26日


この夏最後の家族旅行として、DisneyResortへ
23.24日で行ってきた。

嫁が私が運転で疲れることを心配して、新幹線での
旅にしてくれたので、充分二日間を満喫できた。

ディスニーへは以前(いつ?)とは異なり、ディズニー・
シーが出来、おまけにモノレールが舞浜駅とホテル、
ディスニーランドの区間を行き来する。

ホテルへの送迎は、モノレールのリゾートホテル駅
からホテルまでのみ。
モノレールを降りて歩いても大した距離ではないぞ。

しかし、
その送迎バスがユニークだったので写真を・・・

一枚目がエアコンの吹き出し口
グリルがミッキーになっている。

二つ目はバスの吊革。
吊革がこれも全てミッキー。
リゾートを周回するモノレールもそうだ。
また、バスやモノレールの窓もミッキーだ。

こんなところへも楽しさの配慮がされている。
さすが、ディズニー。

一日目は夕方から雨と雷に見舞われ、仕方なく途中
で帰らなければならなくなったが、二日目は閉園時間
の夜の10時まで楽しめた。

一日目に乗れなかったストームライダーのファストパス、
使えなかったけれどこれを記念にしておこう。

面白いモノも見つけた。
ディズニーシー内のアラビアンコーストでアトラクション
待ちの際、ココの建物の扉を見て思う。

『この形の扉は開く事もできないし、釘程度で引手を
止めているのでは使えない。』

専門家? は、納得できない。
本物志向のディズーニーとしては、ダミーといえども
手を抜いてはいけないぞ。
丁番(ドアを開閉する為の金物)がずれているのだ。
明らかに可笑しい。

しかし、ランド内でのある扉は屋内消火栓をもちゃんと
デザインに組み込まれていた。
ココは感心させられたところ。

普通、そんな事どうでも良いことなんだけれど、私には
扉一つとっても楽しい休日だった。


平成17年8月19日


もう、8月も盆を過ぎ、子供たちの夏休みもあと10日程と
なると、夜が涼しくなった。
エアコンをかけずに寝ることが出来るようになったのは
大変うれしい。
出来ることなら、下の娘がかける扇風機を止めて欲しい
もの。 扇風機の風が強すぎて寒いのだ。

涼しくなったというより、見る見るうちに暖かいお風呂が
冷めてゆく話を住まい手より伺った。

浴槽に浸かっているだけでそれが分かるそうだ。

この住まい手が住んでいるハイツは建物の建てられた
建築時を見ても決して古いものではない。
むしろ新しい建物だと言えるだろう。

建物の状況をお聞きすると、まず言えることは断熱効果
がまったく無いと感じられる。
『多少』断熱材があるだけでもその効果はあるはず。

外部の音、西日の断熱、保温性、サッシのどれをとって
もそれが見当たらない。

浴室を出ると寒さが強くて一歩も出られずに、浴室内で
体を拭いてから出るなんて、なんという環境か。

 これから家づくりを始める住まい手には、暑さ寒さに 
不自由しなくて暮らせる家をつくりたい。

広さや使い勝手も大きく改善されるだろう。
趣味の部屋も確保できる。
テーマである収納も重要ポイントは改善される。

しかし、建築の根本は、【暑さ寒さをどうしのぐか】、
そして【雨のもらない家】に集約される。

普通に暮らせる幸せを感じて頂きたい。

始まったばかりの家づくり。
どんな展開になるか今からわくわくしている。


平成17年8月13日


今、世間ではお盆、らしい・・・

しかし私はお盆とはあまり関係がない。

関係があるといえば現場に来てくれる工務店さんが
盆休みなので現場監理が無い。

というところかな。

街の設計家は盆でも盆でなくても忙しい事は変わらない。

世間が静かな時が私達が一番仕事の出来るとき。
こんな時はバンバン仕事をやっつけられるんだろう?
と、思うかもしれませんが実はそうでもない。

設計をしてるうちで一番時間の掛かる作業は何か?

図面を書くとき?
実はそうではない。 それは『考えること』なのだ。

プランニングは一番考えることがメインの仕事。
図面を作図する事はプランニング作業が終わった事を表す。 
自動でパソコンが考えてくれる・・なんて事は無い。

プランニングがある程度出来上がると、今度は細部の
納まりを考えることになる。 納まりを考える理由は
設計でここに時間をかければかけるほど良いものが
できるからだ。
(コストが余計に掛かるという話もあるが・・・)

建具の納まりに数時間かけて決めることもあるし、
ディテールで考えられる可能性を沢山出し合って見て、
それぞれの費用から一番安くできる方法を決めるとき
だってある。
結果として図面とは打ち合わせにより決まった絵が
書かれた書面でしかない。

金物のカタログをたくさん取り寄せ、色々と検討した末、
結局建具ごと制作することになった。 なんて事もある。

屋根一つをとってもその形や材料、断熱、構造、金物、
木軸の組み方を考える。

私達設計者の仕事の大半は『考えること』。 
それに一番お金と時間が掛かっている。

昔は、設計図紙切れ一枚○万円か、書くだけでお金に
成るなんて良い商売だね。

なんて言われた事もあった。
ある意味それは事実だ。 ただし、下請けならば。

クライアントから直接請け負った設計は、
住い手との打合せと、設計での打ち合わせがほとんど
なのだ。
設計図を描くのは大した作業ではない。

設計図とは、たくさんの時間が集まった集大成なのだ。

設計者にとっても、
   住い手にとっても。



平成17年8月8日


毎日、茹だるような暑さに少々疲れ気味な私。
現場に行こうと事務所を出た瞬間、止めたくなってしまう。

今日も昼から現場へ出かけたが、現場に3・4時間居ただけ
でシャツは汗でボトボトになってしまった。

一日中、現場に居る職人さんは一体どうなっているのかと
人事ながら心配になってしまう。

今日の収穫は食卓テーブルがお目見えした。
杉の一枚物を二枚合わせてつくったものだ。

              素晴らしい表情を持つテーブル

事務所に帰るとドアを開けた瞬間、エアコンの涼しさに
幸せがこみ上げて来た。

「涼しいーッ!」
幸せの一瞬だ。

うちでは設計で冷暖房の計画を行うが、冷暖房で
欠かせないのがエアコン。
エアコンについては私なりの持論がある。

それは何か?

私は大型のエアコンをお薦めしないのだ。
その理由は簡単。 それは高額だから。
もう一つは空間を均等に滞留させる効果もあるから。

私が計画する吹抜けや大空間をエアコンでカバーする
となると必ず大型エアコンが必要だと薦められる。

この値段がまた高い!

で、私の薦めるのが一般普及品の中型機を2台一緒に
取り付けることを薦めるのだ。

毎週入っている大型量販店の広告から信頼できる
メーカー品をチェックして押さえておく。
これで上手くいくと10万円と少しで手に入る。

確かに壁に2台ものエアコンが取り付くのは、意匠上
納得できないかもしれない。
壁に埋め込み、グリルで化粧すればデザインもすっきり
収めることもできる。

しかし、家電製品の寿命(サイクル)を考えてみれば
家のサイクルとエアコンのサイクルとは異なることに
気づくはず。(エアコンは10年から15年でしょ)

現在でも使われている20年前のエアコンを考えてみて
欲しい。 電力量一つとって見ても省エネ度は全く違う
ことに気づくだろう。

すっきり見せる為に配管を壁の中に埋め込んだり、グリル
で収納されたエアコンが、壊れて交換する時を想像して
取り付けられているのだろうか。

やっぱりデザインより、お安くてメンテしやすいものを
薦めてしまうのだ。

また、一台で大型機を稼動するよりも2台で噴出すことで
部屋全体に対流を起こし冷やす効果もある。

噴出し口付近だけが猛烈に寒かったり、機械から離れる
といっぺん涼しくならないなんてことのないように。

そう、これが言いたかった!
私は夏になるといつも冷房が欲しい所がある。

それは、トイレだ。

トイレには冷房がない。 
それが不満。
我が家には絶対トイレに冷房を組み込んでみたい。

これこそ私の夢の快適空間(?)ではなかろうか。


平成17年8月5日


先日も一組の住い手さんが心に決めていた土地の
購入を決めた。

土地からの相談で私がお手伝いをしていた。
調べた情報と現地の環境が満足できる事から
納得して購入を決めたのだ。

本当にホッとした気持ちと、これから住いづくりに掛かれる
嬉しさメールを頂き、私も本当に嬉しい。

人が物事を決定するとき、何が一番欲しいか?

それは情報です。
しかも出来るだけたくさん。

そうすれば選択する事の自由が増える。

「いくつのオプションが自分にあるか」なのだ。

信長が桶狭間で奇襲を行ったのも、
今川義元の本隊がどこにいるかという正確な情報が
あったから奇襲が成功した。

結婚だってそうだ。
こんな話がある。
結婚相手が二人あって選択を迫られている。
一人は美しいが彼女の事をほとんど何も知らない。
もう一人は美しいと言う訳ではないが彼女の書いた日記を受け取った。

さて、貴方はどちらを選択するだろうか?

想いを書いた日記の彼女を選びはしないだろうか・・・。

土地探しもそうなのだ。

正確な情報が出来るだけたくさんあれば
買い手はその情報を分析して一番安全な選択が出来る。

不動産としての「物件案内書」だけでなく
それに書かれていない大切な情報が欲しいのだ。

地盤の事だってそうだろう。

現地を見て判断できる情報は少ない。
大抵はその情報をほとんど知らないものなのだ。

以前その場所は丘だったのか谷だったのか、
池だったのかさえ知らないで購入を決める。

事前にその情報が分かっていれば対策が取れるのに。

そんな情報は他にもたくさんある。
契約に際して交わす重要事項説明書の読み方、
その他よく分からない書類の数々。

土地に関する情報でなく、お金のこともある。

正確なお金の予算を知っていて家づくりをする人が
実際にどの位いるだろうか?

もちろん概算は書籍にも載っている。

しかし、
自分が購入したい土地に対する正確な数字情報や、
諸経費を格段に安く出来る手段、
銀行での融資はどういったタイプを選び、どれだけの
期間借りて、返済をどのようにすれば一番得か、

などは、どこにも載っていない。

そういった情報が一番必要な判断情報なのだ。
住い手が手に入れたい安全と安心は、
自分自身でそれを見つけなければならない。

簡単に見つける方法は、あるんだよ。

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