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今回は少しばかり『木』の事を。
貴方は大阪南港に行かれたことがあるだろうか。
住之江の辺りを走ると大阪湾に面する場所に良く出会う。
何の事はない、海(川や池に見えるが)があるから。
そこで貴方も見掛けた事があるはず。
そう、木が海にいっぱい浮いている光景を・・・。
「・・・はいはい。」と答えて頂いた貴方、よく見てますね。
・・・でも、なぜ海に浮かべているかは御存知ですか?
別にクイズでもないので話を進めますね。
ところで、
家を建てる際、使用する柱や梁、土台などの木材は『乾燥材』を使うとよいです。
『乾燥材』とは、材木に含まれる含水率(木材に含まれる水分を示す比率)が15〜20%以下の材料を乾燥材と呼び、特に伸縮や反り・歪等が少なく、安定した材料を言います。
KD材と呼ばれている材もその一種です。
柱・梁などの主要構造部は乾燥材を使うことが大切です。
(コストがかかるので採用していない業者は多い)
山で伐採したばかりの木材は、含水率が100%以上のケースも多く、昔は切り倒したまま半年近くその場に寝かせ、乾燥させたといわれています。
現在では、製材所で必要なサイズ(少し大きめ)に製材して、
機械乾燥機にかけることで、乾燥レベルまで水分を落とします。
本当は雨風の掛かる自然乾燥がよいのですが、半年間も材料
を寝かして置くスペースも時間もないのが現実のようです。
さて、材料が大きくなると、中に含まれる水分(樹液)が中心まで抜けるまで大変時間が掛かります。
材料の大きさによりますが少なくとも半年以上。
それは木を構成する細胞のコトを知らなければなりませんが、この際、面倒な説明は飛ばしまして・・・
中心部に水分を残した柱などが使用されると、時間と共に順に水分が抜け始めます。 その伸縮に乾燥している外周部が
ついて来れなくなって大きな割れが出来てしまうのです。
そこで(やっと始めの質問に戻ります)、海などに浸けている
材木の話。
水に浸けておくことで、木の中に含まれている樹液を水と入れ替えてしまうのです。
水になってしまえば大変短い時間で乾燥が可能になるし、それにつれて割れも少なくなるって訳ですね。
長い話になりましたが、
海に浸けている木材の意味、少しでも理解できました?
どこかで見かけたら教えてあげてください。
もしかしたら物知りに見えるかもよ。
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