|
最近、
無性に行きたくなり、無理やり家族を引き連れて
法隆寺さんへ伺った。
学生時代、独身時代、そして家族でと
何度ここへ来ても違った目で感動させられる。
前回は確か土塀と瓦だった記憶がある。
今回の目標は『伽藍、それも五重塔と金堂』を中心に。
法隆寺宮大工、故西岡氏の素晴らしき宮大工魂を
今の自分の目で感じる為に。
法隆寺の話は尽きない。
【日本の木造建築で現存している最古の建物】
なんて事は皆知っていること。
そう、現存している建物ね。
法隆寺建立当時、寺院建築が盛んで 並行して
何十もの寺院建築が建てられていたようです。
それらは全て現存してないと言うことなのですね。
1300年間に渡り、何十代もこの法隆寺の宮大工
がこの建物を補修し続けてきたからこそ、現在の
法隆寺が現存しているのですね。
住いもそうだが建物にはメンテナンスが必要だ。
家を建てる人にメンテナンスフリーを求める人がいる。
しかし、それは無理だ。
話はそれるが車を考えて欲しい。
購入して10年間でも良い、一切オイル交換さえ
メンテナンスをしないでその間止まらず走るだろうか?
住いもそうなのだ。
メンテナンス無しでは住いを長く使う事は出来ない。
さて、話を戻しましょう、建物の話ね。
建物を良く見れば至る所に修繕の後がある。
柱の継ぎや埋め木跡が至る所に見受けられる。
というより修繕だらけであることに気づく。
伽藍の中に入ると一番先に五重塔が目に入る。
それを見てまず初めに驚くこと。
【軒の出が深い。】

4メートルの軒は本当に深い・・・。
あなたが今まで見た建築物の一番深い軒の出は
幾らだったろうか。
この4メートルを支える為に一体幾重もの受け材が
組み合わされているか・・・見られる機会があれば
是非見て頂きたい。
私は見れば見るほど絶句してしまう。
それほど複雑で美しい。
そして軒先が一直線に揃っている。

この建物は1300年以上前に建てられた建築物だ。
たった20年前に建てられた建物でも、軒先が波打つ
家がある事を知って欲しい。
本当にこれは凄いことなのだ。
|