ご相談者に対して、設計監理を目的とした面談ではなく、住まい手にとって最適な住まいの選択や方法、建物調査などを住宅コンサルティングとしてサポートしています。

相談窓口ボタン

奈の町について

こんにちは。建築家×住宅コンサルタントの浅野勝義です。

25歳で大阪に建築設計事務所を設立し、住宅をはじめ事務所、倉庫、共同住宅、寮などさまざまな建築物を手掛けてきました。

その後、41歳のときに奈良県で個人向け住宅専門の建築士事務所(法人)を設立し、100件を超える住宅設計監理に携わっています。

住宅コンサルタントが家づくり全域をサポートする理由

住宅設計に特化した理由は、人の暮らす住まいの変化は、大きく言えばその人の人生をも変える力となることです。
又、他の建物の設計では見ることの出来ない”住まい手の顔”がある点です。住まい手それぞれに合った暮らしや快適性が大きく変わる家づくりに関わることが出来る所にありました。

その後、2017年には宅地建物取引士や2級FP技能士、3級損害保険登録鑑定人の資格を取得し、現在では「住宅コンサルティング」という形で家づくりを総合的にサポートする業務を行なっています。

住宅コンサルタントの役割は、住まい手さんのお悩みを解決する事です。そのために、建築士の知識だけでなく、住宅ローンや税金、不動産、火災保険保険、経済についても学び、マンション管理についても深く研究しました。

私の住宅コンサルティングでは、設計監理に加えて、

  • 住まい手の要望整理
  • 資金計画のアドバイス
  • 最適な物件探しのサポート
  • 不動産物件のリスクチェック(資産性、安全性、修繕積立金など)
  • 不動産仲介業務
  • 火災保険のアドバイス

といった、住まいに関わるあらゆる領域でのサポートを行っています。

この取り組みは、従来の建築士の枠を超えるものですが、住まい手の問題解決を第一に考えるからこそ実現したものです。


建築費の高騰がもたらす現実

近年、建築費が急激に高騰しており、住まい手が理想の家を手に入れることが難しくなっています。
2020年以降のコロナ禍や資材費の上昇、人件費の増加、円安などの影響により、建築費は2017年から2024年の間に約40%も上昇しました。

たとえば、かつて3000万円で建てられていた家が現在では4200万円に、5000万円だった予算が7000万円に膨れ上がる状況です。

この影響は注文住宅だけでなく、建売住宅やハウスメーカーが提供する全ての住宅建築費にも及んでおり、多くの人にとって家づくりが高いハードルとなっています。


長く快適に住むことの重要性

こうした背景から、これからの家づくりでは新築に拘らず「今ある住まいをどれだけ長く、安全に、そして快適に使い続けられるか」が重要なテーマとなります。

私はこれまで、100年持つ家を目指して設計を行ってきました。しかし、市場に出回る中古住宅はそうした目的で設計されたものが少なく、適切な改修を行うには高度な技術と経験が求められます。また、信頼できる施工会社との連携も欠かせません。

私は100件を超える住宅設計監理に携わってきた経験と信頼できる建築会社との関係を生かし、この分野で住まい手を支えることが役割だと感じています。


私の活動

建築家としての知識と経験を基に、住まい手が理想の家を実現できるよう、以下の活動を行っています。

  • 住宅相談サロン
    設計監理を目的としない、中立的な立場での相談サービスを提供します。
  • 土地・中古住宅の物件調査
    購入後に後悔しないための物件の安全性や資産価値の調査を行い、アドバイスを提供します。
  • 既存住宅のリノベーション設計
    長く快適に安心して暮らせる住宅へのリノベーションを提案・設計。

家づくりは人生の大きな決断です。そのプロセスを通じて住まい手の理想を形にするため、これからも誠実にサポートしていきます。

浅野勝義/奈の町

2024.12

浅野勝義プロフィール
1961年大阪府生まれ
大阪工業大学建築学科卒業後、設計事務所での仕事を経て
1986年に独立
2002年奈良県橿原市にて株式会社街の設計家を設立
2006年に株式会社奈の町へと社名変更
2014年12月広陵町の新社屋へ移転
現在に至る

資格
一級建築士 国土交通大臣登録 第222***号
宅地建物取引士
2級ファイナンシャルプランニング技能士
木造耐震改修技術者<木造>
木造耐震診断資格者<木造>
3級損害保険登録鑑定人
既存住宅状況調査技術者
奈良まほろばソムリエ検定 奈良通2級

趣味
仕事、ホームシアター、オーディオ、寺社・仏像、旅行、
珈琲、料理好き。

▲PAGE UP